【趣味】改造ポケモン「アルタイル版」をiPhoneで遊んでみた【ROM吸い出し解説】
ますたーです。1年半ぶりの更新です。
今回は、AppStoreのガイドラインが更新されて、2024年4月17日にiPhone対応のGBAのエミュレーター「Delta」が公開されたため、さっそく記念に使ってみた、という記事です。
せっかく本ブログで紹介するので、体験談として「アルタイル」をプレイした、という内容に沿って紹介します。趣味全開ですね。ゴールデンウィークを満喫しています。
※本ブログに初めてお越しの方は「本ブログについて」もぜひ、ご覧ください。
【!】本記事は、ポケモン本編やポケモン自動化とは一切「無関係」です。悪しからず。
【!】本記事は、「広義の改造」について言及します*1。
【!】本記事は、ROM吸い出し・エミュレータを扱います。また、内容の特性上、記載内容に関するサポート・質疑対応・コメント対応などは一切致しません(中級者~上級者向けです)。
【!】本記事の目的・意義の一つは、ROMデータの入手法(吸い出し)について手段を例示し、「違法アップロードの忌避/違法ダウンロードの回避」を啓蒙することです*2。
概要
AppStoreに公開されたGBA用のエミュレータ「Delta」を使って実際にゲームをプレイしてみました。
本記事では「ポケットモンスター アルタイル*3」を扱い、ROMの吸い出し・ipsパッチ当て・iPhoneでの実行までを、体験談として紹介します。
本記事を読めば必要な機材と概念がわかるかもしれません。すなわち、iPhoneユーザーはもちろん、エミュレータで遊びたいけど全然わからない!という人は全員必見の解説記事になったかも!?です。(1年半ぶりのブログ執筆ですが、初心者にも安心の、いつものクオリティで書いたつもりです)
※注意:本記事の内容は、原則として2024年5月1日時点の情報で記載されています。今後、GBAダンパーの販売/サポート状況や、エミュレータのAppStoreでの掲載状況、アルタイルのipsファイルの配布状況、今後の法令や情勢など、これらの変更・更新により本記事が実態にそぐわなくなる可能性が考えられます。記載内容はあくまでも手法論・概念論として閲覧いただき、実行に際しては自己責任でお願いします。
※警告:ゲームソフトのカートリッジ本体、ならびに吸い出したデータ(ROMデータ)の取り扱いには細心の注意を払い、法令遵守の上、管理徹底をお願いします*4。
*1:明確化のために記載しますが、本記事では、いわゆる「ポケモンの改造」「セーブデータの読み出し・改ざん・書き戻し」については言及しません。用語・用法ともに区別していることをご理解ください。
*2:2024/4にAppStoreでのエミュレータ公開が解禁されました。これによりROMデータを入手したいというニーズが増えることが予想されます。そこで、本記事では、違法DLを要しない手段でのROMデータの作成方法を例示し、合わせて著作権法に抵触する恐れのある行動を本文中に例示します。本稿について詳しくは0章をご覧ください
*3:アルタイル:2chの有志の手により、GBAソフト「ポケットモンスターエメラルド」をもとに改造・作成されたゲーム。著作権法に抵触するROMイメージの頒布はされておらず、エメラルド版のROMに当てるための「パッチ」が配布されている。
*4:具体例で言えば、ROMデータの第三者への提供(LINEやメール添付、共有ファイルサーバなどで送るなど)はもちろんNG(違法)ですし、送信可能状態でのアップロード(例えば、ROMデータをクラウドストレージやオンラインサーバに「一般公開状態でアップロード」することや、クラウド保存したデータの「(誰にも送らなくても)共有URLを作成」するなど)も著作権法上、NG(公衆送信権・同可能化権の侵害)です。違法にアップロードされたROMデータをダウンロードすることもNG(違法)です。また、吸い出したゲームカートリッジの「実機(ROMそのもの)を廃棄・譲渡する」のも、著作権法に抵触する可能性があると考えられます
【SV自動化03】コレクレーのコイン回収【パルデア十景めぐり】
あけましておめでとうございます。ますたーです。
今回はポケモンSVの「コレクレーのコイン」を自動で回収する記事です(お年玉かな?)。パルデア十景を巡ることで、景観も楽しめます(初日の出かな?)。
ポケモンSV自動化の記事、第3弾となります。
なお、Arduino Leonardo自動化の導入・機材構成については導入記事を参考にしてください。
導入記事:【Arduino自動化01】Arduino開発環境の導入
(または 【2022年12月最新版】ZIP版IDEでのArduino開発環境の構築)
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概要
パルデア十景をめぐり、各地にいるコレクレー(とほフォルム)に話しかけて「コレクレーのコイン」を自動で集めてくれます。パルデア十景を5分52秒で1周し、コレクレーのコインを平均12.86枚を拾い集めることができました*1。単位時間に換算すると、1時間あたりの回収実績が131枚となります*2。約8時間で999枚カンストできる計算になりますね*3。
※警告:本プログラムは動作中に移動とセーブを行うため、決して目を離さず、利用は「自己責任」でお願いします。特に、貴重な道具やボール・アイテムを利用したり、ポケモンを逃したりする可能性があります*4
*1:平均12.86枚とは、48試行の平均値です。コレクレーが復活していないなどの理由で「何も拾えない(0枚)」の試行も含みます
*2:51試行・4時間58分30秒の実績値656枚から計算
*3:長時間の放置は大変リスクが高いため、推奨しません。自己責任での利用をお願いします
*4:稀に、意図せず野生ポケモンにタックルされて戦闘に入ったり、近くに湧いたテラスタルレイドにそらとぶタクシーのカーソルが吸われたりすることがあります。日付変更のためにリセットを挟むため、セーブさえされなければループは破綻しませんが、セーブされた場合、貴重な道具やアイテムを利用してしまう可能性があります。またその特性上、セーブ後は意図しない挙動となるため、非常に危険です。なお、筆者は、7時間の検証中、2度、野生ポケモンにタックルされて戦闘が発生しました。
【2022年12月最新版】ZIP版IDEでのArduino開発環境の構築【#Switch自動化 】
こんにちは。ますたーです。
今回はSwitch自動化環境構築の記事です(2022年12月25日最新版。メリークリスマス!)。
本記事は「今から自動化環境を作りたい!」「以前試したけど上手くいかなかった…」という方に向けたものです。既に自動化環境が整っている方はスルーしてOKですし、乗り換えてもOKです。あるいは、他の人に紹介する時には重宝するかもしれません。
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概要
俗に「ZIP版IDE」と呼ばれる、こちゃてす氏が作成・統合・配布しているオールインワンパッケージを利用した環境構築記事です。要するに、煩雑な手続き*1を踏むことなく、主要なSwitch自動化ブログのプログラムが全部つかえるようになります*2。
導入も比較的簡単なので、もしかしたら初心者にも嬉しいかもしれません。まさに、2022年までの知の集合・集大成ですね。メリークリスマス!!
謝辞:本記事執筆にあたり、ZIP版IDEの開発・配布ほかに携わっている、はんぺん氏 (@hanpen_switch)、こちゃてす氏 (@kochatece12)、ろっこく氏 (@Rokkoku_I)に厚く御礼申し上げます。また、本記事ではプログラムの例として、ミドリカワセミ氏 (@alcedogreen)、レフマーナ氏 (@lefmarna)のものを紹介しております。この場を借りて、御礼申し上げます。その他、自動化に携わられている皆様に御礼申し上げます(順不同)
警告:本記事で紹介している導入方法およびプログラムの実行はすべて自己責任でお願いします。また、導入サポートはできません。本記事で紹介しているリンク先を含め、関係各所への迷惑行為はご遠慮ください。
※本記事に記載の内容は、2022年12月25日現在の情報に基づきます。最新情報は必ずご自身で確認してください。なお、こちらはWindowsユーザー向けの記事です。
*1:従来、Arduino自動化環境の構築のためにはArduino IDEのダウンロード・インストール、boards.txtの書き換え、ライブラリの導入・一部ダウングレードなど、Switch自動化に必要なセットアップ作業が多くありました。今回のオールインワンパッケージでは、これらの作業が既に済んでいるものが提供されている、ということです
*2:一部例外はあります
【SV自動化02】マリナードタウン「競り」自動化【オシャボ・努力値下げきのみ】
こんにちは。ますたーです。
今回はポケモンSVのマリナードタウンの「競り」自動化の記事です。オシャボや努力値下げきのみ、ハネ系アイテム、進化の石などの収集とにお役立てください。
ポケモンSV自動化の記事、第2弾となります。
なお、Arduino Leonardo自動化の導入・機材構成については導入記事を参考にしてください。
導入記事:【Arduino自動化01】Arduino開発環境の導入
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概要
マリナードタウンの「競り」を自動で落札し続ける自動化です。お金が尽きるまで永遠に商品を購入し続けます。時々、ガンテツボールや「きんのおうかん」などのレアアイテムも取り扱われます。
落札価格は概ね20万~40万ほどですが、時には70万円を超えることもありますので、十分な資金力を持って臨みましょう。おすすめは、学校最強大会でのお金稼ぎとの併用です。
努力値下げきのみ・オシャボ・ハネ系アイテム・進化の石など、概ねポケモン育成に必要なものはここの競りで補うことができます。ちなみに、体感でだいたい18時間で9,999,999円を使い切ります。大豪遊ですね(笑)
続きを読む【SV自動化01】学校最強大会A連打攻略【金策、レベル上げ、時々オシャボ】
こんにちは。ますたーです。
今回はポケモンSVのクリア後の金策、「学校最強大会」の自動化の記事です。
ポケモンSV自動化の記事、第1弾となります。
なお、Arduino Leonardo自動化の導入・機材構成については導入記事を参考にしてください。
導入記事:【Arduino自動化01】Arduino開発環境の導入
※本ブログに初めてお越しの方は「本ブログについて」もぜひ、ご覧ください。
概要
ポケモンSVのシナリオクリア後に開放される、学校最強大会(バトルスクールウォーズ)の攻略自動化です。「おまもりこばん」を持たせれば、1試行あたり約15分で、12万円*1が稼げます。だいたい丸1日24時間の放置でカンストします。
また、優勝賞品としてランダムに道具も受け取れるため、副次的にも美味しい周回となります。稼いだお金はタウリンなどの努力値上げ道具の購入や、マリナードタウンの競りに使いましょう。
*1:おまもりこばん込みで、1回戦:26,400円、2回戦:26,400円、3回戦:33,600円、4回戦:34,560円
【ご報告】ブログが2周年を迎えました【バーチャル特設会場】
こんにちは。ますたーです。
お陰様でこの度、本ブログは2022年11月7日に【2周年】を迎えることができました!
2周年を記念して、下記に特設会場を作ってみました(PC閲覧推奨)。
ますたーの忘備録2周年 特設記念バーチャル会場
※PC・Google Chrome推奨。
※CG空間が読み込まれない場合は時間を空けてお試しください(JavaScriptが必要です)
※時間帯によって、5:00-7:59(朝), 8:00-16:59(昼), 17:00-20:59(夕), 21:00-翌4:59(夜)でCG空間の明るさが変わります
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【アースリボン】ゲームキューブ「ポケモンコロシアム」100人抜き自動化【バトル山】
こんにちは、ますたーです。お久しぶりですかね?
今回は21年前のゲーム機「NINTENDO GAMECUBE」を、Arduino microを使って自動化します(16年前のゲーム機「DS Lite」の自動化はコチラ)。
具体的には「ポケモンコロシアム」の「バトル山(シナリオモード)の100人抜き」を自動化し、「アースリボン」の獲得を自動化できるようにしました!
副次的に「ポケクーポン」稼ぎにも使えるかもしれません。
※本ブログに初めてお越しの方は「本ブログについて」もぜひ、ご覧ください。
【!】本記事は、キットの組み立てにはんだ付けが必要です。
【!】本記事でのみ、Arduino「micro」を使って動作検証しています*1
概要
今回は、Arduinoとゲームキューブを接続して「ポケモンコロシアム」のキー操作を自動化しました。
これにより、約3時間半(3時間24分39秒)放置するだけで「バトル山」の100人抜きの攻略(=リボン回収)ができます。つまり、完全放置で、手持ち4匹にアースリボンを付けることができます。リボンコンプ勢は必見の記事ですね!
(今回は、YouTube動画もちゃんとアップロードしましたよ~!)
*1:本ブログでは普段、メインでArduino「Leonardo」を使っています。microとLeonardoは「ソースコード」としては互換するはずですが、今回はブレッドボードにピン実装をする所以で、microを利用しています