【Arduino自動化22】ウッウロボ自動合成【アメざいく・わざレコード・オシャボ集め】
ますたーです。こんにちは。
今回は、ウッウロボにレシピ通りに道具を入れ続ける自動化の記事です。
本ブログを2020年11月7日に公開してから、本日、おかげさまで1周年を迎えました!!。これからもよろしくお願いいたします。
なお、Arduino Leonardo自動化の導入・機材構成については導入記事を参考にしてください。
導入記事:【Arduino自動化01】Arduino開発環境の導入
※本ブログに初めてお越しの方は「本ブログについて」もぜひ、ご覧ください。
概要
ウッウロボにアイテムを入れて、道具を作り続けます。もちろん、アイテムを入れる順番はプログラムで指定可能です。
※ウッウロボの特性上「セーブ」されます。くれぐれも自己責任でご利用ください
もくじです。
今回も余談が多め、というかウッウロボの解説記事っぽくなりました。1周年にふさわしいボリューム感です。私のブログって、実は「自動化ブログ」じゃなくて「攻略記事ブログ」なのかもしれませんね。
例のごとく、ソースコードだけ欲しいという方はどうぞ→読み飛ばす
- 概要
- ウッウロボにアイテムを4つ入れると別のアイテムに変換できる
- ウッウロボのレシピの仕組み
- ウッウロボで生成できるアイテムの一覧
- ウッウロボのレシピの作り方
- ウッウロボのレシピ例
- 例外のレシピ(上位アイテムへの変換)
- ガンテツボールレシピ(ぼんぐり4つ)
- ウッウロボ自動化の事前準備
- プログラムのソースコード
- 本記事についてのあとがき
- あとがき(1周年記念!ありがとうございます!!)
ウッウロボにアイテムを4つ入れると別のアイテムに変換できる
まずは、皆様も世話になっている「ウッウロボ」について紹介です。もちろん読み飛ばしOK→「ウッウロボのレシピの仕組み」まで読み飛ばす
ウッウロボとは、DLC第1弾「ヨロイの孤島」にて登場した、アイテム4つを入れると、別のアイテムに変換してくれるロボットです。その名が冠する通り、ウッウをモチーフにしたロボットで、獲物を丸呑みした状態から吐き出すまでの一連の動作を体現してくれます。
さて、このウッウロボですが、奇怪な見た目も然ることながら、本編(ガラル本土)だけでは入手方法が限られていたアイテム(特に「かえんだま」「どくどくだま」など)や、使い捨て故に個数が必要な「わざレコード」が全種類入手ができることも判明し、DLC公開当時は話題になりました。そして、DLC第1弾の目玉はなんと言っても「ぼんぐり」の登場。ウッウロボに入れる4つの道具をすべて「ぼんぐり」にすることで極低確率(0.1~1%)ながら、いわゆる「オシャボ」も手に入れることができるようになりました。
こういった経緯もあり、DLC公開が始まるや否や、有志によるウッウロボの排出アイテムの法則性探し、いわゆる「レシピ」の開発・調査が始まりました。
ウッウロボのレシピの仕組み
ここで、レシピを紹介する前に、ウッウロボのレシピの仕組みについて紹介します(仕組みは分かっている、という方は→「ウッウロボで生成できるアイテムの一覧」まで読み飛ばす)。早く作り方が知りたい、という方は→「ウッウロボのレシピの作り方」まで読み飛ばす。
アイテムを4つ入れることで新しいアイテムを出してくれるウッウロボですが、排出されるアイテムの種類はモンスターボール22種類を除く、純粋なアイテム「だけ」で実に180種類以上あります*1。このウッウロボから排出されるアイテムですが、実は180種からのランダムではなく、入れたアイテムの順番・レア度によって決定されています(=レシピがあります)。
実は、ポケモン剣盾の「アイテム」には、ポケモンのタイプのような18種類の「タイプ」と「ポイント」が、隠しパラメータとして設定されています。これらの組み合わせ(=レシピ)によって、出てくるアイテムが決まる、という仕組みです。
より厳密には「1番目に入れたアイテムに応じて15パターンに絞られ、アイテム4つのレア度の合計によって決定」される、という仕組みです*2。詳しくはレシピ例を交えて次節で説明します。
ウッウロボで生成できるアイテムの一覧
以上に説明した通り、ウッウロボでは、道具ごとに決められた「タイプ」と「ポイント」の組み合わせによって狙ったアイテムが生成できることが分かります。
この「タイプ」ごとに載せたのが下記の表です。何が作れるのかが一覧で分かります*3。
目当てのアイテムが探しやすいように、極力、同じアイテム同士が横並びになるよう、工夫して並び替えてありますので、是非ともご参考ください。
合計pt | ノーマル | エスパー | みず | でんき | じめん | くさ | むし | こおり | ひこう | ゴースト | ドラゴン | あく | ほのお | どく | はがね | かくとう | いわ | フェアリー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1~10pt | わざレコード85 (ふるいたてる) |
わざレコード12 (こうそくいどう) |
うしおのおこう |
エレキシード |
ほしのすな |
グラスシード | わざレコード60 (シザークロス) |
ゆきだま | きれいなハネ | あやしいおこう | わざレコード47 (ドラゴンクロー) |
わざレコード37 (ちょうはつ) |
わざレコード88 (ヒートスタンプ) |
くろいヘドロ |
わざレコード31 (アイアンテール) |
わざレコード07 (けたぐり) |
かるいし | ほしのすな |
11~15pt | わざレコード14 (ゆびをふる) |
わざレコード34 (みらいよち) |
わざレコード04 (なみのり) |
わざレコード80 (エレキボール) |
わざレコード23 (まきびし) |
わざレコード59 (タネばくだん) |
わざレコード18 (きゅうけつ) |
つめたいいわ | するどいくちばし | ビビリだま | りゅうのキバ | こうかくレンズ | かえんだま | どくどくだま | わざレコード46 (てっぺき) |
わざレコード56 (はどうだん) |
まんまるいし | ミストシード |
16~20pt | わざレコード26 (こらえる) |
わざレコード40 (スキルスワップ) |
かいがらのすず | じゅうでんち | おおきなキノコ | しろいハーブ | ひかりのこな | とけないこおり | おおきなキノコ | ねらいのまと | おおきなキノコ | わざレコード68 (わるだくみ) |
わざレコード41 (ブレイズキック) |
わざレコード91 (ベノムトラップ) |
メタルパウダー | ちからのハチマキ | かたいいし | おおきなキノコ |
21~25pt | わざレコード13 (きあいだめ) |
わざレコード82 (アシストパワー) |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
ねがいのかたまり |
26~30pt | わざレコード27 (ねごと) |
わざレコード44 (コスモパワー) |
わざレコード16 (たきのぼり) |
じしゃく | ひかりのねんど | わざレコード77 (くさむすび) |
ぎんのこな | ほしのかけら |
ふうせん | ほしのかけら |
ほしのかけら |
ほしのかけら |
わざレコード02 (かえんほうしゃ) |
わざレコード54 (どくびし) |
ばんのうがさ | わざレコード48 (ビルドアップ) |
かわらずのいし | においぶくろ |
31~35pt | わざレコード35 (さわぐ) |
わざレコード83 (サイドチェンジ) |
わざレコード98 (アクアブレイク) |
わざレコード86 (ワイルドボルト) |
わざレコード87 (ドリルライナー) |
わざレコード50 (リーフブレード) |
かおるキノコ |
かおるキノコ |
からぶりほけん | かおるキノコ |
かおるキノコ |
かおるキノコ |
かおるキノコ |
けむりだま | メタルコート | わざレコード21 (きしかいせい) |
プロテクター | ルームサービス |
36~40pt | わざレコード01 (のしかかり) |
わざレコード25 (サイコショック) |
きれいなウロコ | アップグレード | わざレコード67 (だいちのちから) |
わざレコード65 (エナジーボール) |
わざレコード61 (むしのさざめき) |
するどいツメ | ねばりのかぎづめ | きよめのおふだ | りゅうのウロコ | わざレコード81 (イカサマ) |
わざレコード36 (ねっぷう) |
わざレコード57 (どくづき) |
わざレコード52 (ジャイロボール) |
きょうせいギプス | ゴツゴツメット | ホイップポップ |
41~45pt | わざレコード19 (トライアタック) |
わざレコード69 (しねんのずつき) |
しんぴのしずく | でんきだま | グランドコート | きゅうこん | きれいなぬけがら | ゆきだま | ふうせん | のろいのおふだ | いのちのたま | ピントレンズ | レッドカード | スピードパウダー | とつげきチョッキ | わざレコード99 (ボディプレス) |
わざレコード63 (パワージェム) |
あかいいと |
46~50pt | わざレコード29 (バトンタッチ) |
わざレコード17 (ドわすれ) |
おだんごしんじゅ |
おだんごしんじゅ |
おだんごしんじゅ |
おだんごしんじゅ |
おだんごしんじゅ |
おだんごしんじゅ |
じゃくてんほけん | われたポット | わざレコード62 (りゅうのはどう) |
わざレコード95 (じごくづき) |
わざレコード15 (だいもんじ) |
どくバリ | わざレコード79 (ヘビーボンバー) |
たつじんのおび | ねがいのかたまり |
アメざいく4種 (ランダム) |
51~55pt | わざレコード30 (アンコール) |
わざレコード38 (トリック) |
わざレコード45 (だくりゅう) |
あやしいパッチ | わざレコード94 (10まんばりき) |
わざレコード72 (パワーウィップ) |
わざレコード96 (かふんだんご) |
わざレコード05 (れいとうビーム) |
わざレコード89 (ぼうふう) |
れいかいのぬの | おうじゃのしるし | わざレコード58 (あくのはどう) |
もくたん | わざレコード22 (ヘドロばくだん) |
おまもりこばん | わざレコード64 (きあいだま) |
しんかのきせき | わざレコード92 (マジカルシャイン) |
56~60pt | わざレコード20 (みがわり) |
わざレコード49 (めいそう) |
わざレコード84 (ねっとう) |
わざレコード08 (10まんボルト) |
すいせいのかけら |
すいせいのかけら |
すいせいのかけら |
すいせいのかけら |
すいせいのかけら |
すいせいのかけら |
わざレコード51 (りゅうのまい) |
わざレコード32 (かみくだく) |
わざレコード55 (フレアドライブ) |
わざレコード78 (ヘドロウェーブ) |
わざレコード70 (ラスターカノン) |
わざレコード39 (ばかぢから) |
わざレコード76 (ステルスロック) |
アメざいく3種 |
61~65pt | わざレコード00 (つるぎのまい) |
わざレコード97 (サイコファング) |
わざレコード03 (ハイドロポンプ) |
わざレコード09 (かみなり) |
わざレコード10 (じしん) |
わざレコード71 (リーフストーム) |
わざレコード28 (メガホーン) |
わざレコード06 (ふぶき) |
わざレコード66 (ブレイブバード) |
わざレコード33 (シャドーボール) |
わざレコード24 (げきりん) |
わざレコード93 (DDラリアット) |
わざレコード43 (オーバーヒート) |
わざレコード73 (ダストシュート) |
わざレコード74 (アイアンヘッド) |
わざレコード53 (インファイト) |
わざレコード75 (ストーンエッジ) |
わざレコード90 (じゃれつく) |
66~70pt | わざレコード42 (ハイパーボイス) |
わざレコード11 (サイコキネシス) |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
ふしぎなアメ |
71~75pt | ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
ぎんのおうかん |
76~80pt | ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
ポイントアップ |
この表から分かる通り、ウッウロボからはすべての「わざレコード」、入手困難な「進化アイテム」、BP交換で入手可能な「戦闘用アイテム」など、様々なものが「狙って出せる」ということがわかります。また、表の行には1つ目に入れるアイテムの「タイプ」が、列には必要なポイント合計が逆引きできるので、ウッウロボに入れるアイテムのレシピを考えることができます。実際の作り方は次節にて説明します。
ウッウロボのレシピの作り方
前述の通り、ウッウロボでは、1番目の投入アイテムの「タイプ」と、投入アイテム4つの「素材ポイント」の合計によって排出されるアイテムが決まります。
この「素材ポイント」「タイプ」についてですが、こちらも一定の法則性(例えば「きのみ」の素材ptが6,7世代の「しぜんのめぐみ」の威力に連動する*4、「メモリ」は一律10ptでタイプはそれぞれに依存、「カセキ」は一律5ptでタイプは対応するポケモンに複合されるもの、など)があります。そして、アイテムごとの「ポイント」についてはポケモンWiki「ウッウロボ」のページに纏まっています。
しかし、せっかくポイントが分かっても、アイテムをウッウロボに入れる(=消費する)ので、よほどブルジョワでない限り、複数入手が容易なアイテムを選ぶべきです*5。
そこで、筆者は下記画像のように、よく使うアイテム(=複数入手が比較的容易なアイテム)について「タイプ」と「ポイント」をまとめました。まとめるのめちゃくちゃ頑張りました。
ウッウロボのレシピ例
さて、レシピの仕組み・作り方については前述の通りですが、これらを踏まえて、いくつか、具体的な例を挙げます。もちろん、ただの例なので読み飛ばしOK→「例外のレシピ(上位アイテムへの変換)」まで読み飛ばす。
下記の表をご覧ください。
完成品 | 1番目のアイテム | 2番目のアイテム | 3番目のアイテム | 4番目のアイテム |
---|---|---|---|---|
どくどくだま (どく/11~15pt) |
オレンのみ どく・1pt |
オレンのみ どく・1pt |
オレンのみ どく・1pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
でんきだま (でんき/41~45pt) |
かみなりのいし でんき・3pt |
ねがいのかたまり どく・14pt |
ねがいのかたまり どく・14pt |
ねがいのかたまり どく・14pt |
ゴツゴツメット |
かわらずのいし いわ・10pt |
かわらずのいし いわ・10pt |
かわらずのいし いわ・10pt |
かわらずのいし いわ・10pt |
ゴツゴツメット |
かわらずのいし いわ・10pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
ばんのうがさ (はがね/26~30pt) |
メタルコート はがね・12pt |
メタルコート はがね・12pt |
オレンのみ どく・1pt |
オレンのみ どく・1pt |
メタルコート (はがね/31~35pt) |
ぎんのおうかん はがね・20pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
オレンのみ どく・1pt |
オレンのみ どく・1pt |
ふうせん (ひこう/26~30pt) |
ハネ系アイテム |
ハネ系アイテム ひこう・3pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
|
ハネ系アイテム |
ほしのかけら いわ・10pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
ほしのかけら いわ・10pt |
まず前提として、ウッウロボからの排出アイテム・入れるアイテムには、それぞれ「タイプ」と「ポイント」が割り振られています。そして、前述の通り、ウッウロボから排出されるアイテムは「1つ目のタイプ」と「4つのポイント合計値」で決まります。
例えば、「ばんのうがさ」を作るためには、1つ目に「はがね」タイプのアイテムを入れて、かつ、4つのアイテムのポイント合計が「26~30」の範囲内に収まれば良いので、「メタルコート」「メタルコート」「オレンのみ」「オレンのみ」で作ることができます。また、順番を入れ替えて、あるいは「メタルコート」「オレンのみ」「オレンのみ」「メタルコート」でも作ることができます*6。
また、ウッウロボでは、計算でアイテムが決まる仕様のため、1つのアイテムに対して複数のレシピが成り立ちます。例えば「ゴツゴツメット」を作るためには「1つ目が『いわ』タイプで合計ポイントが『36~40pt』」である必要がありますが、最初に「かわらずのいし(いわ・10pt)」を入れ、以降2~4番目には「かわらずのいし」もしくは「ほしのかけら(いわ・10pt)」を任意の組み合わせで投入すれば良いと分かります*7。なお、言わずもがな「完成品に必要なポイント」と「入れたときに計算されるポイント」が異なるということには注意しなければなりません。例えば、「メタルコート」を作るためには「はがね/31~35pt」が必要ですが、メタルコートを素材にするときには「はがね・12pt」として計算されます。
以上のようにウッウロボは、要領が分かれば大して難しくないので、先程の一覧画像や素材の表を頼りに、自ら所持しているアイテムを使えるレシピを考えると良いかと思います。
例外のレシピ(上位アイテムへの変換)
ウッウロボから排出されるアイテムには、前述のレシピに則らない例外もあります。具体的には、下記11レシピですが、特筆すべきは「とくせいカプセル」でしょう。それ以外は、基本的に上位アイテムへの交換になるためある意味、想像通りの変換になります。
完成品 | 1番目のアイテム | 2番目のアイテム | 3番目のアイテム | 4番目のアイテム |
---|---|---|---|---|
でかいきんのたま | きんのたま | 任意 | きんのたま | きんのたま |
おおきなキノコ | ちいさなキノコ | 任意 | ちいさなキノコ | ちいさなキノコ |
かおるキノコ | おおきなキノコ | 任意 | おおきなキノコ | おおきなキノコ |
ほしのかけら | ほしのすな | 任意 | ほしのすな | ほしのすな |
すいせいのかけら | ほしのかけら | 任意 | ほしのかけら | ほしのかけら |
おおきなしんじゅ | しんじゅ | 任意 | しんじゅ | しんじゅ |
おだんごしんじゅ | おおきなしんじゅ | 任意 | おおきなしんじゅ | おおきなしんじゅ |
きんのおうかん | ぎんのおうかん | 任意 | ぎんのおうかん | ぎんのおうかん |
とくせいカプセル | ふしぎなアメ | 任意 | ふしぎなアメ | ふしぎなアメ |
ポイントマックス | ヨロイこうせき | 任意 | ヨロイこうせき | ヨロイこうせき |
ポイントマックス | マックスこうせき | 任意 | マックスこうせき | マックスこうせき |
重要なのは、「きんのたま」「ちいさなキノコ」「おおきなキノコ」「ほしのかけら」「すいせいのかけら」「しんじゅ」「おおきなしんじゅ」「ぎんのおうかん」「ふしぎなアメ」「ヨロイこうせき」「マックスこうせき」のいずれかを1アイテム目に入れた場合に、意図せずこちらの例外レシピになってしまう可能性がある、という点です(裏返せば、これ以外のアイテムを1つ目に入れれば、前述のレシピの作り方に則る、ということです)。自らレシピを検討するときは気をつけましょう。
ガンテツボールレシピ(ぼんぐり4つ)
ウッウロボでは、投入したアイテム4つの「ポイント」合計が0pt、すなわち「ぼんぐり」を4つ入れた場合に、ボール(稀にガンテツボール)が生成されます。この時に生成されるボールの種類は、入れたぼんぐりの色に応じて下記の表のようになります。
なお、上記の表は4つとも同じ「ぼんぐり」を入れた場合の確率ですが、2種類以上のぼんぐりを混ぜると、その個数の比に応じた確率が適用されます。例えば、「くろぼんぐり」3つと「あおぼんぐり」1つを入れた場合、「ヘビーボールが0.75%」「ルアーボールが0.25%」になります。また、2個以上のぼんぐりを混ぜた場合には「サファリボール」が排出しなくなり、代わりに「コンペボール」が排出されるようになります。
ウッウロボ自動化の事前準備
さて、余談が長くなりました。ここからは、プログラムを使う上での事前準備についてです。とは言っても自分で決めたレシピを設定するだけ、ですが。
ウッウロボのレシピの例・作り方は前述しているので、もし、「何を作るか」が決まっていなければ、適宜上記を振り返っていただければと思います。
プログラム冒頭のレシピ部分を修正する
プログラムで修正するのは、冒頭の部分のみです。
ウッウロボでは、リュックのうち「きのみ」「どうぐ」「おたから」の3ポケットの中から投入アイテムを選べます。プログラムでは使うアイテムをそれぞれ何個ずつ持っているかをnum1, num2, num3, num4に、それぞれがどのポケットの上から何番目にあるのかをrecipe1, recipe2, recipe3, recipe4に書き換えます。例えば、「きのみ」ポケットの2番目のアイテムを指定するには「"B2"」と記載します。
なお、このプログラムは、原則として「ぼんぐり4つ」以外のレシピ合成用として作成しておりますが、ぼんぐりを4つ入れる場合はALL_APLICORNの「false」を「true」に変更してください*8。
一応、プログラム上は上から何番目かが正しく指定されていれば、20番目でも30番目でも参照できるように作っていますが、ご自身が数え間違えるリスクもあるので、極力「お気に入り」「並び替え」機能を使ってリュックの上の方に置いておくと便利&安心です。
また、上記の例にもありますが、同じアイテムを複数回入れることも可能です。例えば、recipe1, recipe2で同じアイテムを入れる場合は、それぞれ同じ記号・同じ数量を指定してください。
リュックのカーソルをすべて一番上にして「かいふく」ポケットを開く【重要】
続いて、ポケモン剣盾側の準備ですが、こちらはいたってシンプル。
道具ポケットの「すべてのカーソル(選択しているアイテム)を一番上」になるようにして「『かいふく』ポケットを開いた状態」にする(両方とも重要)にするだけです。
この手順をうっかり忘れると、自動化した際に道具選択がずれるため、意図しないアイテムを消費してしまい、セーブまでされてしまいます。取り返しがつかないので、必ず確認してください。
プログラムのソースコード
ウッウロボの目の前でArduinoを差し込むだけで使用できるカンタン仕様です。事前にソースコード中の「recipe1」~「recipe4」および「num1」~「num4」を書き換えてお使いください。また、リュックのカーソルはすべてのポケットで先頭にした上で、「かいふく」ポケットを開いた状態にしてからご利用ください(重要)。
本記事についてのあとがき
いかがでしたでしょうか。今回は、ウッウロボに道具を入れ続け、ひたすら道具を生成する自動化プログラムについて紹介しました。
このプログラムを使えば、不要なアイテムを処分しつつ、有用な「わざレコード」や「進化系のアイテム」などに変換し続けることができます。特にマホイップの進化に必要な「アメざいく」はウッウロボで全種類がランダムながらも手に入りますので、コレクターの方にもご利用いただけますね!
ちなみに、筆者は
を回して活用しました。
今回の記事では、ブラックボックスだと思われがちな「ウッウロボ」のレシピの仕組みや作り方などを、我ながら上手にまとめられたなと思います。特に、HTMLの「表」と挿入する「絵」をとにかく分かりやすくなるように一つひとつ丁寧に作れたので、きっとご参考いただけるのではないかな、と考えます(めっちゃくちゃ時間かかりましたけどね…プログラミングよりもブログの「レシピ表」作りに時間がかかりました)。
はてなブログを1年間使ってきて、今日初めてstyleタグを記事中に直打ちしてcssが書けることを知りました。スマホユーザーの方が多いので、肥大化しがちな表をスクロール表示できるように工夫してみました。慣れないHTMLとCSSで大変でしたが、それっぽくなったので良かったです。
また、プログラムにおいては、C言語でよく使われる「構造体」と「リスト」を活用し、持っている道具の個数を管理する工夫を加えており、プログラミングスキルという意味でも着実に伸びているような気がしています(本職じゃないのでアレですが…)。Arduinoでも動的メモリ確保用の関数「malloc」が使える、というのが今回の発見で一番大きい学びでした(ついでにnullじゃなくてNULL(大文字)じゃないとダメとかも学びました)。
これからも、のんびりと学びながら、のんびりと更新していけたらと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
あとがき(1周年記念!ありがとうございます!!)
さて、改めてになりますが、本日2021年11月7日(日)は、本ブログを始めた2020年11月7日からちょうど1年目となる節目の日となります。
当初は自らの趣味で、文字通り「忘備録」として始めた本ブログでしたが、1年が経過した今では、総PV数は50,000を超え、先月には初めて「単月PV」が10,000PVを突破するなど、お陰様でたくさんの方々にご覧いただけていて非常に嬉しく思います。
この記事を含めれば、「ポケモン剣盾Arduino自動化」カテゴリの記事は22記事目、リライト記事(ex)を含めれば25記事目となります。さらには、「ポケモン自動化番外編」の記事・レジンキーキャップの記事を含めれば、実に31記事も更新していることになります。この1年間でこれほどブログ更新ができていることに我ながら感動を覚えます。
そして何よりも温かいコメントもたくさん頂戴しており、一重に皆様の支えがあったからこそこうして1年を迎えられたんだろうなぁと痛感しております。この場を借りて御礼申し上げます。
これからも本ブログを温かく見守っていただければ幸いですし、よければお知り合いにも紹介いただいたり、コメントをいただけますと励みになります。もちろん、なにかリクエストがあれば(多忙ゆえできるかはわかりませんが)検討させていただきたく思いますので、そういったものもコメントでいただければと思います。
それでは、改めて、本ブログが本日11/7に1年を迎えられたことを記念して、感謝を込めて本記事を結ばせていただきます。
ではでは~c⌒っ.ω.)っ
#p.s.
今月の19日にはポケモンBDSPの発売日が控えていますね。私としては、まだまだ剣盾も自動化ニーズは高まるばかりですし、これからもぼちぼち剣盾を遊びながら、BDSPを楽しみたいなと考えます(それにしても有機ELモデルの新型Switch、何回もニンテンドーストアで予約抽選していますが、1度たりとも購入できません…転売ヤー勘弁してくれ…)。
前回記事:【Arduino自動化21】自動ドロップアイテム回収【ミント島でミント集め】
導入記事:【Arduino自動化01】Arduino開発環境の導入
関連記事:【Arduino自動化10】きのみ・ぼんぐり自動回収
他のArduino自動化:ポケモン剣盾Arduino自動化 カテゴリーの記事一覧
YouTubeチャンネル:ますたーの忘備録 - YouTube 【NEW!!】
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*1:ウッウロボから出るアイテム180種類の内訳は、「わざレコード」の100種類すべて(00番~99番)、「じゃくてんほけん」などの汎用アイテム、「アメざいく」などの進化アイテムなど
*2:ウッウロボの仕組みには例外もあります。ぼんぐりを4つ入れた場合や、1・3・4番目に所定のアイテムを入れた場合など、この仕組みに則さない場合があります
*3:ウッウロボの生成アイテムは、タイプ18種×ポイント15段階=270パターンになるが、うち100種類は「わざレコード」で、同じアイテムができるパターンも含まれるため、アイテムの種類としては180種類程度になる
*4:ウッウロボに入れた時の換算ptには規則性があり、6,7世代の「しぜんのめぐみ」での威力の決まり方と連動します。具体的には「威力80になるきのみ=1pt」、「威力80になる『混乱きのみ』『半減きのみ』=2pt」「威力90になるきのみ=3pt」「威力100になるきのみ=5pt」
*5:例えば、入手困難なアイテム「くちたたて」は「はがね・1pt」だが、それを使うくらいなら「リリバのみ(はがね・2pt)」を使ったほうが望ましい
*6:原則としてウッウロボに入れるアイテムの2~4番目は順不同です。
*7:「ほしのかけら」は例外レシピがあり、1番目・3番目・4番目に入れると「すいせいのかけら」になってしまいます
*8:ぼんぐりを合成し続ける場合は、単純にA連打のほうが効率が良いです